(とうろくめんきょぜい)
不動産 の 所有権 を 登記 する場合や、 抵当権 を 登記 する場合に、 登記所 で 納付 する 国税 のことである。登録免許税は一般には「 登記料 」などと呼ばれることも多い。
登録免許税は、原則的には現金で納付し、その 領収証書 を 登記申請書 に貼付するが、その税額が3万円以下の場合には 印紙 によって納付することができる。
登録免許税の税率は、 登記 の種類ごとに「 登録免許税法 」によって定められている。
なお、 住宅 の建物部分や 土地 に関する 所有権 の 移転 、 保存 などの 登記 については、時限的に、 登録免許税の軽減措置 が講じられている。(詳細は、「 登録免許税の軽減措置(住宅の建物部分) 」「 登録免許税の軽減措置(土地) 」を参照。)
また、 土地 を 相続登記 する場合の登録免許税は、 法務大臣 が指定する土地について免除される。ただし、この特例の適用には期限があるので注意が必要である。